米国の利下げのタイミングが近づいているのでチャンス到来!?

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は米国の利下げについて書いていきます。

利下げは必ずしもチャンスという訳ではない

米国の利下げが始まるのではという声が強くなってきた気がしますが、
実際のところまだインフレは根強く続いているようにも感じます。

もちろん、インフレがしっかりと収まって利下げを行うのであれば
景気は後退することなく緩やかに成長し続けていくでしょう。

しかし、景気後退の足音が強くなることによる利下げであれば話は違います。
大手金融グループであるゴールドマンサックスは、今後1年間の景気後退の確率を20%と見込んでいます。
バークレイズは穏やかな景気後退が2024年になる可能性が高いとの見方を示しています。

かなり高い政策金利に米国は設定しているので、利下げのタイミングを少し誤るだけで
急激な景気後退を招く可能性があるので、様々な経済指標をみながらの判断が必要です。

細かな分析は専門家に任せるといいと思いますが、
まずは以前ブログでも紹介したように「製造業景況感指数」と「雇用統計」の2つの指標は
必ずチェックして経済の動きを見て投資の判断材料にするのがよさそうです。

まとめ

以前も紹介しましたがウォーレンバフェットの名言で、

【人が貪欲な時に恐れを抱け。人が恐れを抱いている時は貪欲であれ。】
Be fearful when others are greedy. Be greedy when others are fearful.

というものがあります。

利下げが始まるという大衆心理が働き景況感が加熱しすぎると、
逆になかなか利下げに転じることが難しい状況に陥ることもあるかもしれません。

現在は大きな景気後退を招く可能性もある状態なので、
景気の良いニュースばかりの時ほど慎重に投資を行っていきたいものですね。