2022年の日米経済の振り返りと2023年の予測について

2022年もそろそろ終わり、2023年に移り変わろうとしています。
今年も様々な出来事がありました。
それを簡単に振り返りながら、2023年が経済状況がどのようになっていくか
情報発信している投資家の意見を参考にして書いていきます。

2022年上半期の振り返り

まず2022年上半期の出来事といえば、ロシアによるウクライナの侵攻がありました。
食料やエネルギー価格を中心とした商品市況価格の高騰を通じて、
世界経済と金融市場に大きなショックがありました。

この出来事により、世界全体でGDPが押し下げられ、インフレ率が押し上げられました。
特にインフレが進んでいたアメリカではインフレ率がさらに加速し、
2022年6月頃からインフレを沈めるために政策金利を一気に0.75%引き上げ始めました。
これにより米国の景気への影響がより意識される展開となりました。

2022年下半期の振り返り

まずは米国の利上げが6,7,8月の3会合連続で0.75%の利上げが決定したことは
米国はもちろん日本にとってもかなりショックが大きかったです。
ドル買いの動きが活発になり、より円安が進みます。
一時、1ドル150円ほどの値をつけました。
これにより日本は輸入コストが増え、特に小売業に関しては、
コストが増え値段を上げざるを得なくなり、物価高となりました。
ただし、海外向けの製品を販売するメーカー等に関しては追い風となり、
営業利益が押し上げられた企業も多数ありました。

11月頃には、米国のCPI(消費者物価指数)が抑えられてきており、
利上げはピークに達したのでは?という見方が強まってきて、
急激な円安はいったん落ち着きを取り戻しました。

そこでさらに、日銀の黒田総裁は長期金利の許容変動幅を
プラスマイナス0.5%程度に拡大したことにより多少円高に振れて
1ドル130円近くまで値を戻し、極端な円安はこれにより終焉したように見えます。

しかし、この利率が上昇したことで、市場にあった資金は流出し、株価に大きな影響を与えました。

2023年の予測

YouTube等で情報発信している様々な投資家の方々の大方の予想は、
株価は2022年の最安値を下回っていくさらに大きな底に向かっていくです。
米国では一気に3連続会合で0.75%の利上げを行ったりと
インフレを抑制するために思い切った施策が取られています。

今は企業の業績にそこまで大きく影響はみられないものの、
すぐにその影響は企業の業績に現れると予想されています、

なので、ここから大企業の業績が崩れ出すと、それに伴い、
市場が弱気相場になって、一気に底を抜けてリーマンショックのような
状態になるのではないかと予想されています。

またFRB(連邦準備理事会)も、積極的な利上げを継続する可能性は
十分にあるとしています。

思うようにインフレが抑制できていない場合、
さらに利上げをしてより底に向かうのが早くなる可能性も十分にあり得ます。

ただ、相場がどうなるかどうかは一部の金融資本勢力を除いて、誰にもわかりません。

日々、情報収集をして戦略を練って資産形成に役に立てればと思います。

まとめ

2022年12月現在上場企業4社の大株主になっている、
当ブログの運営者の嶋村吉洋 ( Yoshihiro Shimamura )氏も
資産を増やし始めたのはここ数年のことです。

それまでは起業して様々な業種業態で売上をあげ、
現在ではさまざまな実績を持つ方々や企業・地域とコラボレートする
プラットフォーム『ワクセル』を創業しています。

株式投資に対しても考え方はシンプルで、安い時に買う!のみです。

大方の予想通り、これからさらに景気後退に向かっていくのであれば、
忍耐強く待って安くなってきたら買い進めることが個人投資家がとるべき戦略ですね。
その為に現金保有率や現金を増やしていけるように日々の仕事で
結果をつくることが今やるべきことなのかもしれません。