資産形成の必要性!昇給の平均額からみる10年後

こんにちは。
福島です。

みなさまは、毎年どれくらい昇給されていますか。
また、世のなかの人はどれくらい昇給しているのでしょうか。

今回、昇給の平均額についてご紹介します。

1.平均賃金の改定率

給料袋から飛び出すお金

厚生労働省は、「平成 29年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」にて、1人あたりの平均賃金の改定率(どれくらい上がったか)を発表しています。

この調査では100人以上の企業を対象としており、平成29年は平成28年にくらべ、平均で1人あたり 2.0%の昇給がおこなわれています。

また、過去の平均賃金改定率は下記のとおりです。

平成28年 1.9%
平成27年 1.9%
平成26年 1.8%
平成25年 1.5%
平成24年 1.4%
平成23年 1.2%
平成22年 1.3%
平成21年 1.1%

改定率は年々よくなってきているようです。

2.10年後の年収のシミュレーション

下記は現在25歳で年収が400万円だった場合の例です。
※改定率は2.0%とします。

2017年:400万円
2018年:408万円
2019年:416万円
2020年:424万円
2021年:432万円
2022年:440万円
2023年:448万円
2024年:456万円
2025年:465万円
2026年:474万円
2027年:483万円

10年後は年間483万円となり、月に約7万円の給料が増えたことになります。
この金額が多いと思うか少ないと思うかはそれぞれの主観によると思います。

しかし、家族ができたり親の老後の世話をしたり、自分の老後への貯金などを考えると、厳しい現状だとわたしは感じます。

そのため、やはり計画的に資産形成をしていく必要があるのではないでしょうか。

【参考URL】
厚生労働省(賃金引上げ等の実態に関する調査:結果の概要)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/12-23b.html