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起業家の未来への期待に投資をするのがエンジェル投資家
こんばんは、西野です。
今日、ホームと電車の間に靴を落としました・・・。なんと恥ずかしや。
片足はだしの状態で駅長室まで行ったら優しい駅員さんがスリッパを貸してくれまして、その後わたしの靴は無事に救出されました。
片足だけ靴をはいた状態でホームを歩く20代女性の姿はとても滑稽だったと思いますが、きっとその場にいたひとの思い出に残ったでしょう。
さて、過去2回にわたってエンジェル投資家について書いてきましたが、今回がラストになります。
エンジェル投資家からお金を受け取ることと、銀行から出資をしてもらうことの違いはなんでしょうか。また、エンジェル投資家と上手く関係性を築くためのポイントはあるのでしょうか。
受け取る資金がエンジェル投資家からだと「出資」、銀行からだと「融資」
エンジェル投資家からの出資は、銀行などから受ける融資とは異なり、返済の必要がありません。
エンジェル投資家から受け取るお金はあくまで「投資」によるものです。株式投資を考えるとわかりやすいですが、必ず戻ってくるという保障はないですよね。これと同じです。
起業家がエンジェル投資家を探すのにつかわれるマッチングサイトのなかには、出資した金額を将来的に返すよう求めてくるエセエンジェル投資家もいるようで、注意が必要です。返還を求めてくる時点で投資ではなく融資に当たる可能性があります。
ちなみに、エンジェル投資家が扱う金額は2000万円までと、銀行やベンチャーキャピタルからの融資にくらべると少額な点も特徴のひとつです。
出資をしてもらうことはパートナーシップを組むことと同じ
エンジェル投資家がお金を出すときは、起業家が考えたビジネスの内容に対して投資をする場合と、このひとは魅力的なのでぜひ成功してほしい!感じた人に投資をする場合の両方があります。
どちらの場合でも、起業家がエンジェル投資家から資金の提供を受けるということは、エンジェル投資家とビジネスでのパートナーシップを組むことと同じ意味になります。
銀行融資とは異なり、エンジェル投資家からの出資は、短期間で決まるケースが多いです。
前回のブログにも書きましたが、仕事の基本は人間関係です。短期間で決まるからと焦って話をすすめるのは得策ではありません。
投資をしてくれるのはどんなひとなのか、その人とパートナーシップを組んで仕事をしていけるのかという観点で、出資される側である起業家もきちんと見極めをおこなうことが大切です。
【まとめ】
出資をする側であるエンジェル投資家と、出資を受ける側である起業家が対等だからこそ、うまくいくんですね。
どんな仕事でも、良い仕事をするためにはパートナーシップを組んで仕事をしていこうと感じました。