日本語をしっかり使えれば!日本の競争力世界34位はチャンス!

こんにちは、小石川です。

2019年あたりから、日本語が使えない日本人が増えているということが囁かれていました。

日本の初等教育はしっかりしているし、識字率は世界最高基準と思っていましたので、ほんとなのかな?と思ってました。

 

日本人の1/3は日本語が使えない?!

「今の中高生の3分の1は、簡単な文章が読めない」というニュースが流れたり、AIの時代について警鐘を鳴らした本などが出版されたり、ということは耳にしていました。

ただ今騒がれているのは、大人の日本語力が怪しいということです。

パソコン教室運営のマミオンが2011年に「大人のための算数・数学教室『大人塾』」を始めた当初は月に数人の受講生だったそうですが、現在はオンライン講座を含めて年間1000人以上が受講しているそうです。

大手の製造業やサービス業の現役社員がほとんどみたいで、引き算や割り算を学び直している大人たちが増えているのが現状のようです。

算数だけでなく、読解力や語彙力などの低下も出ているそうで、単純な社内でのコミュニケーションや契約書などのお堅い文章への悪影響となっているようです。

 

IMD世界競争力ランキングで日本は34位

スイスのビジネススクールIMDが作成する「世界競争力年鑑(World Competitiveness Yearbook)」の2020年版が6月に公表されまして、日本は34位という結果となりました。

2019年は30位でしたので、4位順位を落としました。

IMD世界競争力ランキング2020
 1.シンガポール
 2.デンマーク
 3.スイス
 4.オランダ
 5.香港
 6.スウェーデン
 7.ノルウェー
 8.カナダ
 9.アラブ首長国連邦(UAE)
 10.米国
 34.日本

 

IMDは、スイスに本拠を構える世界トップクラスのビジネススクールIMD(International Institute for Management Development)で、国際経営開発研究所です。

 

日本語を使えるだけで結果は作れる!

これらの日本の現状とランキングを見て、私はチャンスに感じました。

日本語を正しく使えるだけでも日本ではチャンスに溢れているのではないかと思いますし、誰でも日本語を学び直す能力はあるかと思います。

さらに、英語も日本語も結局は相手とのコミュニケーションのためのツールかと思いますので、相手への思いやりや気遣いが土台になっていることを大事にしようと思いました。



(参考)

日経ビジネス|日本人の3分の1は日本語が読めない!?

IMD世界競争力ランキング34位─日本が抱える最大の課題は「ビジネスの効率性」

IMD「世界競争力年鑑2020」からみる日本の競争力 第1回:日本の総合順位は30位から34位に下落