いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
今回は相場状況を表す「リスクオン」と「リスクオフ」とはどのような意味なのか書いていきます。
「リスクオン」と「リスクオフ」とはリターン(収益)を追求しやすい相場状況を表す言葉として使われます。
Table of Contents
「リスクオン」と「リスクオフ」とは
リスクオンとは投資家がリスクを取って収益を取っていきやすい状況になった相場を表します。
利下げといった金融緩和政策が行われていたりする、いわゆる金融相場のことですね。
この時にはハイリターンな商品に投資を行っていきます。
最近でいえば不要不急の外出は控えるように政府からの呼びかけがあり、
その影響で滞った経済状況を改善するために、
政府は市場にたくさんの資金を使ってきましたが、このような時が「リスクオン」と言えるでしょう。
リスクオフとはその逆の意味で収益を取りづらい状況になった相場を表し、
投資家が安全な資産や商品を買いリスク回避を行う相場をいいます。
昨年の6月ごろから米国では過度なインフレを抑えるために積極的に利上げを行ってきました。
まさにこの状況が「リスクオフ」と言えるでしょう。
どのような商品がリスクが高い?またはリスクが低い?
リスクが高いハイリターンな商品として代表的なものは株式です。
また、アフリカのランドやトルコのリラなど高金利通貨なども積極的に買われる傾向があります。
株式でも何かの指数の2倍や3倍と連動するようなレバレッジ型の投資信託が購入されることも多いようです。
逆にリスクが低い商品とは、先進国の国債や通貨、あるいは金などが挙げられます。
これらの価値は安定性が高いので、資産価値が目減りしにくいので、リスクオフ時はこのような商品が買われる傾向があります。
まとめ
一部の大富豪や世界を牽引するような方をのぞいて、私たちは相場についていくしかありません。
今の相場が「リスクオン」なのか?それとも「リスクオフ」なのか見極めて今後を予測することが重要です。
そして、相場によって資金がどこに流れていくのかをしっかり把握しておく必要があります。
適切なタイミングで株式などのハイリターンな商品に投資をして資産を築いていきましょう。