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投資家にとっての不動産投資と会社員向けの不動産投資はことなる
こんばんは、西野です。
前回のブログでは、不動産投資はどのようなものかについてお話しました。
投資に触れたことがなくても「不動産投資はいかがですか?」という営業の電話を受けたことがあるひともいらっしゃるかもしれません。
わたしもそういう経験がありますが、詳しい話を聞くことなく「結構です」とお断りしてしまいます。顔が見えずどこの誰か分からないひとに、お金のかかる話をすることはできないと思ってのことです。
このブログの運営者である嶋村吉洋さんが、投資家として不動産投資をされているということは、ご本人から伺っていました。
先日、嶋村さんが主催する講演会に参加をしたときに、嶋村さんがお話されていた内容がとても学びが多かったので、ご紹介させていただきます。
嶋村さんから見た不動産投資とは、長期的な視点と先見性
嶋村さんにとっての不動産投資とは、「長期的な視点をもつこと」と「先見性」だそうです。
長期的な視点を持つということは、2・3年先の数年を見るのではなく、10年・20年のスパンでビジネスの展開はもちろん、自身の将来について考えるということです。
長期の視点で予測をすることで、そこからの逆算で今やるべきことが明確になります。
先見性をもって誰よりも先に動くこと、今目の前にその現実がなかったとしても、先を見通す力をもつからこそ、まだ見ぬ未来に向かって力強く走り出せるとおっしゃっていました。
普段は笑いながら冗談も言い合っている嶋村さんですが、投資家として腹をくくっているのがすごく伝わってきました。
嶋村さんは10代で起業をされています。その後、事業でつくった資金を元に、投資家として不動産投資に取り組みはじめたのは30代後半になってからだそうです。
投資家を目指すと決めた嶋村さんは、まず事業を立ち上げて収益をつくり、その収益を新しい事業へ再投資し、投資家になるための準備をされてきたそうです。
今では、不動産投資をはじめ、投資からの収益のみで資産形成ができるようになったとのことでした。
現在、嶋村さんが取り組まれている不動産投資は億単位のお金が動くものです。
「やりたい仕事(主にかっこいい仕事)よりも、やるべき仕事(かっこ悪くても効果がある仕事)」を優先し、長期的な視点で取り組まれてきたそうです。
その長期的な人生設計のなかに「投資家になり不動産を所有する」というプランがあったそうで、現在ではプランどおりに不動産投資にチャレンジできるステージになったとのことでした。
嶋村さんは、世の中で不動産投資が注目されるようになってから考えはじめるのではなく、
「投資家として不動産という目に見える資産をもつことで、世の中からの信用を得やすくなる。信用を得やすくなるということは、新しく投資をするための資金調達がしやすくなり、より速いスピードで未来に向かって舵を切っていくことができる」
と、まだ見ぬ未来予測をして動かれてきたからこそ、今の不動産投資につながっているとおっしゃっていました。投資家の先見性のすごさを感じています。
ワンルームではなくビル丸ごと一棟に投資
わたしにとって身近だった不動産投資は「マンションのワンルーム投資」でした。「マンションの一室を購入し、そこを賃貸として貸し出して得られる家賃から、資産を形成する」というものです。
その講演会で嶋村さんは次のようにおっしゃっていました。
「ワンルーム投資のお話もたくさんいただきます。でもわたしは区分所有やワンルーム投資は選びません。土地を含めてビルを丸ごと買うことに価値を感じています」
ワンルーム投資の話が世の中にはあふれているため、驚きを隠しきれませんでした。
ワンルームだけ購入しても土地の所有者がその土地を売ってしまうことも考えられますよね。このため、土地も含めて購入する方が資産形成として効果的なんだとか。
いつものフランクで柔らかい印象とは違い、このときばかりはとてもビシッとお話されていた嶋村さん。
経験値の違いと経験から来る自信がひしひしと伝わってきて、「かっこいい〜!」と思いました。
投資も人生も長期的なビジョンでチャレンジすることが大切
嶋村さんのお話を聞いてなるほど〜と思いながらも、残念ながらビルを一棟買うような大金はわたしにはありません。
嶋村さんの不動産投資は金額の規模が大きく、会社員のわたしとはステージがまったく違います。
「僕のビジョンを叶えるために投資をしているんだよね」と嶋村さんはおっしゃっていました。
できる範囲で終わることなくいつも新しいフィールドへのチャレンジを続け、ご自身に一番期待をして投資をされるその姿勢こそ、まさに投資家そのものだと感じています。
チャレンジの大きさこそ違っていても、わたしも嶋村さんと同じ角度で、自分のベストを尽くす生き方をしようと決め直した講演会でした。