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「投資」は株式投資や投資信託だけではありません
こんにちは、西野です。
前回のブログでは、初心者の方が取り組みやすい投資の種類(前編)についてお話ししました。
ご紹介したものは、投資に取り組んだことがない方でも一度は耳にしたことがあるものが多かったと思います。
今日は「後編」として引きつづき、初心者にオススメの投資についてお話ししていきます。
1.長期的な視点で少額からスタートできるものを
今回ご紹介するものは、はじめて投資に取り組む方にとってはなじみがないかもしれません。
しかし、少額からスタートすることができ初心者が扱いやすいという点は、前回と共通です。
①ETF(上場投資信託)
ETF(上場投資信託)とは、投資信託で証券取引所に上場して取引が行われているものをいいます。
株式投資と投資信託の両方の要素を兼ねそなえているのが特徴です。
投資信託は非上場な銘柄を扱うのに対し、ETFは上場している銘柄が対象です。
投資信託と同じように少額から購入できます。
株式投資のように売買ができるため、取引所の取引時間中ならいつでも売り買いが可能です。
プロにお任せをする投資信託とは違い、自分が買いたい価格のときに買うことができる点がいいですね。
自分で売買をする分、手数料が投資信託より安いことも大切なポイントです。
一方、プロに任せる投資信託とは違い、ETFは自分で判断して売り買いを進めていきます。
もちろん管理もすべて自分で行うため、初心者向けの投資のなかでも少しハードルが高めかもしれません。
また、上場している銘柄を扱うため、株式投資と同様に上場廃止になると株式や債券がただの紙切れになってしまうリスクもあります。
②外貨MMF(マネーマーケットファンド)
外貨MMFとは、円を外貨に買付け(両替)して債権を購入する投資方法です。
外国の債権(国債・社債)で運用されるため、安全性が高いのが特徴です。
また、外貨普通預金よりも高金利な場合が多いです。
購入時よりも円安になると、為替レートが動いた差額を利益として得られます。
デメリットは、ほかの投資商品と同様にかかる手数料とは別に、外貨に両替する手数料がかかることがあげられます。
債権を扱っているため、安全性は高いものの元本保証ではないことも外貨MMFの性質のひとつです。
2.まとめ
投資には多くの種類があります。
投資の基本はローリスク・ローリターン、またはハイリスク・ハイリターンです。
一獲千金のような、楽して稼げるものはありません。
リスクをしっかり管理しながら長期的な視点を持って、楽しみながらご自身の目標に向かって資産形成をしていきましょう。
次回のブログでは、投資をするうえで気になる「運用と利回り」についてお話ししていきます。
【参考URL】
投資の種類|初心者にオススメしたい8つの投資対象徹底比較
https://toushi-kyouyou.com/8types/#2-2-2-2