ラーメン屋を立ち上げるまでに色々経験したことを書こうと思います。

A:スープを決める

まずは、ラーメンの命ともいえるスープを決めるのですが何をベースにするかを決めていかなくてはいけません。

豚骨・鶏・牛・魚介やそれらを混ぜてベースにする事もあります

あとは、醬油、塩、味噌などのかえしも決めていかなくてはないりません。

決め方としては自分が好きや得意なものにするのか

その立地に合わせて、需要のありそうなものをつくるのか

自分で一からつくってやるのもありますし

FCでセントラルキッチンから出来上がったものを仕入れるというやり方もあります。

一からやる場合、季節や火力によってスープの味が変わったりもするので、同じ味を一定にするのが大変だったりします

逆にセントラルキッチンからの仕入れだと、味のぶれがないというメリットがあります

実際スープが安定するまでに4か月くらいかかりました

今はかえしを色々試しながらより美味しいスープ探しをしています

あとは、スープとして美味しくても麺との相性があり麺を入れるとその味もガラッと変わったりします

なので味見する時は、全て盛り付けて麺も入れたうえで味見するのが大事だと思います。

B:麺選び

麺も手打ちで、自分で店でつくるという選択もありますし

製麺所を探して麺を仕入れる事もできます

自店から遠くてもこだわった製麺所から郵送してもらう事もできますし

自店の近くの製麺所から仕入れる事もできます

どれだけ美味しいスープをつくっても、麵がいまいちだとせっかくのスープが台無しになってしまいます

麺選びもとても重要になります

C:トッピング

チャーシュー、メンマ、煮卵、ネギ、チーズ、チンゲン菜、菊菜、など様々なトッピングがあります

味の事も考えながら、見栄えも考えながら、全体のバランスを考えて決めていくのが重要です。

チャーシューにしても、煮てつくるのか 焼いてつくるのかで全然変わってきます

そう考えると、ラーメンって組み合わせは本当に無限大でまだまだ新しいラーメンを作れそうな気がします

その中で、自分が一番最高だと思える一杯と出会えるって本当に幸せな事だなと思います

そこを目指して自分も日々精進していきたいと思います