こんばんは、西野です。
「先物取引」と聞いたとき、みなさんどのような印象をお持ちでしょうか?
わたしは「先物」と聞くだけで「難しくて上級者がやるもの」というイメージでした。
実は、先物取引は初心者の個人投資家からプロの投資家までさまざまなひとがチャレンジしている投資法です。
多くのひとがチャレンジできますが、先物取引にもメリットとデメリットがあるかと思います。
しっかり理解して、ご自身の資産形成に効果的に生かしていきましょう。
Table of Contents
メリット・デメリットをご自身の投資に有効活用することが大切
メリットとデメリットは表裏一体ですよね。
メリットを生かしながら、デメリットもおさえて投資戦略を練っていけるとよいですよね。
先物取引のメリット3つ!レバレッジを上手につかうのがおすすめ
①少額の資金で取引ができる
先物取引はレバレッジをきかせて取引ができるため、スタート時に必要な資金は少額で済ませることができます。
通常は大きな取引をするためには、元手の資金も大きい額が必要になるため、どんな人でもはじめやすいと思います。
②値下がりの動きでも利益がだせて投資方法に幅がある
株式投資などは、株券を買ったあとに株価が上がった場合に利益になります。
一方で先物取引の場合、「価格が下がる」という予想をして取引をする(売りから入る)ことで利益をつくることができ、取引方法に幅が広がります。
③レバレッジをかけることで大きく稼げる可能性がある
スタート時に証拠金を支払うことでレバレッジかけることができるため、大きな利益になるチャンスがあります。
先物取引のデメリット3つ!損失が一気に大きくなることも
①短期間で大きな損失が出る可能性がある
レバレッジをかけてわずかな値動きが大きな利益をうむということは、その逆で大きな損失になる可能性があります。
特にガソリンや灯油は価格変動が大きいので注意が必要です。
損失が一定額に達したときに、損失を確定する「強制ロスカット」という方法もありますので、上手に活用していきましょう。
②取引期限がある
株式などは株価が下がったときに、再び上がるまでひたすら待ち、塩漬け状態にすることもできます。
しかし先物取引は取引期限が最長1年と決まっています。損失が出ていたとしても取引期限がきたら取引を完了させる必要があります。
期限があることを念頭において、スケジュールも考えながら計画的に取引をしていきましょう。
③資金の追加投入が必要になる場合がある
先物取引は投資商品であるため、元本保証はありません。また、レバレッジによって証拠金以上の大きな損失を出してしまった場合、損失をおぎなうために追加で証拠金に上乗せした資金を投入をすることになります。
どのくらいの損失までなら許容するのかを事前にご自身で決めておくと、実際に損失が出たときに慌てずに済みますね。
【まとめ 】 :ご自身の投資計画を長期的にみて、必要なレバレッジを選択しましょう
先物取引は、レバレッジがメリットにもデメリットにもなるんですね。
また、株式などと違って取引に期限があるため、決断力が重要になりそうです。
ご自身の長期的な投資計画のひとつとしてレバレッジのメリットを活用し、デメリットをおさえる工夫をしながら先物取引に取り組んでいきましょう。