日経平均株価が過去最大の下落幅

いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
ここ最近の日経平均の値動きがとても激しく一喜一憂している方も多いかと思います。
もちろん私もそのうちの一人です。

そして、8/5(月)になんと日経平均株価が過去最大の下落幅、4,451円28銭を記録しました。
どれくらいの下落幅だったのかや、その原因について書いていきます。

日経平均株価の過去最大の下落幅は、
1987年10月に発生した「ブラックマンデー」と呼ばれる株式市場の暴落に関連しています。
この日、日経平均株価は一日で約3,000円以上下落し、
最終的にはその後の数ヶ月間にわたって大きな影響を受けました。

今回の下落はそれ以来の更新となります。

原因については主に下記が挙げられます。

日銀金融政策決定会合(7/31)で日銀が追加利上げ

日本では日銀金融政策決定会合(7/31)で日銀が追加利上げを実施し、
市場ではさらなる利上げの可能性が指摘されるようになりました。
利上げは、銀行が企業に貸し出す金額が少なくなることを意味するので、経済成長は鈍化することが予想されます。
今までゼロ金利政策をとっていたのが急遽、利上げを発表しこのニュースは市場に大きな影響を与えました。

米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が事前の市場予想を下回る

8/2(金)に発表された米7月雇用統計では、非農業部門雇用者数が事前の市場予想を下回るなど、
米国経済の成長鈍化を示唆する材料が増えました。
仮にFRBが9月に利下げするにせよ、それでは遅すぎ、
米国はリセッションに突入するかもしれないとの見方が強まりました。
それを嫌気して8/2の米国株が大幅下落したことも、日本株急落につながりました。

ろうばい売り

株価の下落を見て、慌てて売ることをろうばい売りといいます。
ろうばい売りが市場全体に広がると、売りが売りを呼ぶ悪循環に陥り、時として株価の急落を招きます。
今回は史上最高の下落幅を記録したため、その動きに慌てて売り悪材料にろうばい売りが加わり、下げが加速したと考えられます。
例えば株価が10%動いたとき、同じ変動幅でも値上がりと値下がりとでは投資家の反応は異なります。
株価が下落すると含み益のある人は利益確定売りに動き、
もともと含み損を抱えている人は損失拡大を恐れて売りを急ぐ傾向があります。

まとめ

こういった下落に備えて、常に買い増しできる余力を残しておくべきで、
このような混乱する中でも当ブログの運営者である嶋村吉洋氏は買い挑んで、
見事下がりすぎた株価が値を戻し大きく利益をあげていると思われます。
常に暴騰、暴落に備え、買い増しする機会を狙いながら計画を立てて売買できると良いですね。