先日、『リセッション(景気後退)においての株式投資戦略』の記事を書きましたが、
いよいよ本格的にリセッションに入る可能性が高まってきました。
アメリカではずっとインフレ率が予想以上に上昇していたため、
FRBが政策金利を0.5%上げることでインフレ抑制を図りました。
しかし、先月もインフレ率が予想外に上昇しており、
物価は今後もさらに上昇する予想で、経済の先行きは不確実さを増しています。
そしてついに米FRB、0.75%の利上げを決定しました。
なんとこの利上げの上げ幅は約30年ぶりです。
さらに、これでもインフレ率が抑制できないようであれば、
これよりも高い利上げを実施するのも辞さないとの構えを見せています。
今後、株式市場が暴落していく可能性が一気に高まり、市場では誰もが警戒しています。
前回の記事にも記載したように、このような時には自分の投資目的を改めて確認し、
自分の投資が短期・中期・長期のどの戦略を取っているのかにより戦術を変えましょう。
当ブログの運営者の嶋村吉洋氏の投資理由は配当目的なので、
基本戦略としては長期保有を株主への還元を大事にしている企業で、
市場価値と企業価値のバランスをみて、企業価値が市場価値から見て
低く見られている企業に投資をし、株式はできるだけ長期で保有するという戦略を取っています。
このような下落相場時には「空売り」や「ベア型ファンド」を活用するの一般的ですが、
嶋村吉洋氏はあくまで株式投資というのは、
同氏主催の「ワクセル( https://waccel.com/ )」と同じように
企業とのコラボレートと同じ意味で行っているため、
「空売り」や「ベア型ファンド」の活用はしません。
この下落相場を賢く乗り切って、また上昇局面を迎えた時に投資を積極的に行い、
資産を形成していきましょう。