リセッション(景気後退)においての株式投資戦略

米国のインフレ抑制の為の利上げ、地政学的リスクによる燃料費の高騰、
中国の厳しいロックダウン(都市封鎖)などによって、
2022年は『リセッション(景気後退)』入りするのではないかと、
専門家や著名人が懸念していると日々のニュースで耳にしているかと思います。

景気はその時のさまざまな要因によって、上げ相場と下げ相場を繰り返します。
投資をしていれば当然、そのどちらも経験します。
だからどのような場合に対しても戦略を持って投資を行っていく必要があります。

本日の記事では、『リセッション(景気後退)』入りした場合、
どのような株式投資戦略をとっていったら良いのか書いていきます。

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株式投資をしている理由によって、戦略は異なる
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❶株式投資をしている目的を確認

まずは株式投資をしている理由を確認していきましょう。

短期で保有する、または中期〜長期で保有している、もしくは配当を目的で保有しているかによって、
取っていく戦略が異なっていきます。

❷自分の株式投資の理由に沿った戦略を考える

短期での株式投資の場合は、株価が一気に暴落したり逆に反発する可能性があるので、
かなり投資資金に制限を設ける、もしくは株式を手放すなどのリスク管理を優先。
信用取引でレバレッジを効かせている場合は、特に注意が必要です。

中期〜長期での株式投資の場合は、株価が下がる可能性が高いため、
分割でより安い株価で買い増しできます。
資金に余裕があれば株価によって分割で購入をしていきましょう。

配当目的の場合は、企業の価値と株価とを比較検討することで株式相場を分析し、
値動きを大きく気にする必要はありません。
政策や経済状況など、さまざまな観点から企業の価値を算出し、
現在の株価と比較して購入に値する企業かどうかを検討しましょう。

このように、スポーツの競技によって取り組むべき練習が違うように、
株式投資戦略は自分の目的によって、全く異なります。
自分の目的から判断して、より効果的に株式投資を行って、
資産形成をしていきましょう。

なんとなく投資をして相場状況により右往左往してしまうことは、投資においては致命的です。
そのような場合にはどのような判断を下したら良いのかわからなくなってしまい、
資産形成するどころか逆に失ってしまう可能性も大いにあります。

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まとめ
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当ブログ管理者の嶋村吉洋氏は、上場企業の大株主になっていますが、
株式投資の目的は、『配当目的』です。

配当目的の投資なので、嶋村吉洋氏の基本戦略は、
株主への還元を大事にしている企業で、市場価値と企業価値のバランスをみて、
企業価値が市場価値から見て低く見られている企業に投資をし、
株式はできるだけ長期で保有するという戦略を取っています。

仕事でも目的を持ってそこに効果的なことをするのは当然で、
株式投資も同じように自分の目的あったものを選択することが大事ですね。