誰にでも生かせることばかりだったので、今回は『投資の神様』と呼ばれている米国の投資家、
ウォーレン・バフェット氏について書いていきます。
まずはバフェット氏についてご紹介します。
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投資の神様ウォーレン・バフェット氏とはどのような人物か
バフェット氏は世界的な投資家の一人で、ジョージ・ソロス氏、ジム・ロジャーズ氏と3人で「世界三大投資家」と称されており、卓越した投資手法から「オマハの賢人」と称される人物です。
投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めており、バフェット氏は2023年2月現在は、92歳で、「投資の神様」と呼ばれ、日本企業にも投資している超有名投資家です。
2007年には資産総額が620億ドルになり世界長者番付で1位となりました。
ウォーレン・バフェット氏の投資手法
優れたビジネスモデルを持つ割安銘柄に長期視点で投資するのがバフェットの基本方針で、重要視すべき点として下記の4つの項目を挙げています。
①誰でも事業内容が理解できるものである。
事業の内容が自分にとって複雑すぎる分野には手を出さず、金融業、小売業、製造業、通信業など誰もが知っていて身近にあるような企業ばかりです。
最近になってハイテク分野の企業などにも投資をするようになっています。
②長期的に業績が良く、キャッシュフロー状況が良いことが予想される。
・毎年キャッシュを増加させている
・資本的支出にキャッシュを使わない
・配当を上げるよりも自社株買いを続ける
③経営者に能力がある企業かどうか。
企業は事業拡張や多角化の際の誤った判断によって容易にその価値を失いトラブルを発生させてしまうため、尊敬できる有能な経営者が必要である。
④魅力的な価格である。
バフェットにとって、株価は最後の要素である。上記の3つの要素を総合的に考えて、コストパフォーマンスが高いかどうかで判断を行う。
その判断基準に「バフェット指標」を用いています。 バフェット指標は、米国のGDPに対して、
米国株が割安か割高かがわかる指標で「株式の時価総額÷名目GDP×100」で算出できます。
数字が大きいほど株は割高で、小さいほど割安と判断します。
バフェット氏のもつ実績は運用成績は、複利計算で約21%のリターンを約50年間に渡って出していることです。
これは50年間で資産を1万4000倍にしたことになります。
50年で1万円が1億4000万円になったことを考えると、とんでもないことですよね。
バフェット氏が保有する日本株とは?
2020年8月、この有名な投資家の会社は伊藤忠商事、丸紅、三井物産、三菱商事、住友商事の5%の株式、合計して60億ドル(約8518億円)相当を保有していることを明らかにています。東京証券取引所に提出された書類によると、バークシャー・ハサウェイは現在、各商社の株式の保有比率を6.2%から6.8%にまで上げたという。
また2022年の秋頃にはかなりの円安ドル高だったので、バフェット氏から見ると日本株はかなり割安に見えたので、商社株の買い増しや様々な銘柄を買い増ししているのではないでしょうか。
まとめ
投資の神様ウォーレン・バフェット氏は、「複利」の力を使って大成功した人物ですね。株式投資で結果を出すにはあくまでも短期保有ではなく10年単位で保有していくことが結果を出すためには重要ということですね。
株式投資で大きな結果を出していきたい方はバフェット氏のようにいい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続けることを実践してみてはどうだろうか。