投資で必要な「考える力」を伸ばすには?

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こんばんは、西野です。

昨今いろいろなところで「100歳まで生きる時代」と聞くようになりました。100歳の自分ってどんなんだろう?と考えてみましたが、まったく想像がつきません。

6月頭に老後の資金が2000万円足りないと金融庁から発表があってからは、デモが起きたりと日本全国に衝撃が走っていますね。100歳まで生きるのに65歳が定年(会社によってはもっと早い)なら、残り3分の1の人生はどうすれば良いのかな?と。

考えることってなにに関しても大事で、それは投資にも言えることだと思います。

1日のうち95%は前日と同じ行動をしている

1日24時間のうち95%は、無意識に前日と同じ行動をしているそうなんです。ご存知でしたか?

たしかに、朝同じ時間に起きて出社し、お昼休みになるとランチを食べます。このランチのメニューは違ったりするので残りの5%ですね。笑 1時間の休憩が終われば、午後の仕事に取りかかり、同じくらいの時間に仕事を終えて家路につく…。

毎日同じ場所に出社する会社員のかたが多いと思うので、ある程度は仕方ないかなと感じつつも、毎日95%がルーティーンというのはわたしにとっては衝撃でした…!

投資をするうえでもっとも大切なのは考えること

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わたしも投資を勉強しながらこのブログを書かせていただいていると、その種類や手法の多さにいつも驚かされます。

「投資力とは多くの人が気づいていないことを先に気付くこと」 https://forbesjapan.com/articles/detail/29117?internal=top_firstview_07

今回は投資のみならず人生において「考える」とはどういうことか?わたしなりに考えてみました。お付き合いいただけると嬉しいです。


①学校教育で教わるのはひとつの答えを導く方法

日本にはお金の授業がありません。子どものころに学校で教わるのは、ひとつの答えをどうやって導きだすか、ですよね。

それはそれで考える力はつくと思いますが、「ひとつの答えにたどり着くことが正解」という前提を小学校から高校卒業までの12年間でほとんどのひとが体得するわけです。大人になった今、正解探しをしてしまう経験はわたしにもありますが、まさに学校教育での習慣によるものだなと思います。


②大人になると考えることをしなくなる

ひとつの答えを出すことを徹底的に学び社会に出ると、「想像力豊かに考える」ことが減るように思います。会社員よりも起業をするひとのほうが少ないのは、この「考える力」を避けるひとが多いのも理由のひとつだと思います。考えることは莫大なパワーが要りますから。

考えることに立ち向かう一歩目として「考えることは力をつかうもの」と認識するのがおすすめです。がんばって考えてみたものの思い浮かばないときに、凹まずに済みます。


③子どもがいるひとは「考える」ための教育する

おとなになると結婚して、子どもをもつひともいるでしょう。「これなに?」となんでも疑問を持つのが子ども。すぐに答えを教えてしまうことは簡単ですが、この「なぜ?」を追求することでトレーニングになってとても良いそうです。子どものころから考える癖をつけておくと、大人になったときに習慣となるんですね。


④大人になった今こそ学びを得つづけていくこと

では、すでに大人のわたしたちがここから考える力をつけるには、どうすれば良いのでしょう。それは「なぜ?」と疑問を持つこころを忘れないことだそうです。日常で「これはこういうもの」ととらえていたものに疑問を持ってみるなど、小さなことからスタートしてみてはいかがでしょうか。

また、社会にでると急に学ばなくなるのが日本人の特徴なんだとか。学びを得つづけながら、考えることを継続的にしていきたいですね。

ひとによって答えが違うのが投資の世界のいいところ

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投資の世界では、それに取り組む目的や目標とする金額がひとによって違い、それを自分で決めていきます。

証券会社の担当者は多くの情報とお客さまのニーズを合わせてアドバイスこそしてくれるものの、その投資で得た結果はお客さま本人の責任になります。

投資をするうえで「考えること」とは、自分で道を切り開く楽しさを知ることかなとわたしは思います。

 

①考えることから逃げないことを決める

いざ投資に取り組むとき、答えを教えてくれるひとはいません。問題を解く時点で解答が決まっていないのが投資の世界ですし、ひとによって正解が異なるのが、そのおもしろさであり奥深さだと思います。自分のマネーライフプランに合わせて、どのように投資に取り組んでいくか、自分で考えて決めていきます。

ここでお伝えしたいのは、考えることは労力がいるということです。「考えることは力がいるけど、逃げない」ことを決めたら、あとは徹底的に考えるだけ。楽しく人生設計をしていきましょう。


②たくさんの答えを受け入れて自分に最適なものを見つける

投資商品は星の数ほどあります。自力でやるのか証券会社に頼むのか、投資信託のように自分で決めながらも運用はプロにお願いする方法もあります。やるからには利益がほしいですから、利率も気になりますね。長く続けていると、新しい投資商品にチャレンジするかどうかなど、考えるポイントがたくさん出てきます。自分に最適なものはなにか、とことん考えると道が開けそうです。


③投資の実体験から学ぶことはかけがえのない財産になる

「やるからわかる」という言葉があるように、実際に投資をしてみた経験から得るものは自分だけの教科書になります。2人のひとが同じ投資商品で同じ利益を得たとしても、Aさんにとっては正解で、Bさんにとっては不正解ということが往々にしてあるのが投資の世界です。考えながら実体験から学ぶことは、当然時間とお金がかかります。ただそれ以上に大きな経験という財産を得ることで、ひととしても大きく成長できるのではないでしょうか。

お金と時間を自己投資しながら考える力を伸ばしていこう

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投資にチャレンジすると、お金も時間も労力もかかります。しかしそれは実体験をともない、自分の資産となり大きくなって返ってくると思います。

投資に必要な考える力を伸ばすために、大人になった今こそ学ぶことに時間とお金を投資してみてはいかがでしょうか。