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不動産投資は土地や物件だけでなく、地域の歴史も見るとさらにおもしろい
こんばんは、西野です。
嶋村吉洋さんとお話をしていたら、先月お母さまと熱海旅行に行かれたそうです。以前も親孝行旅行をされたというお話はお聞きしましたが、毎回そのバリエーションの豊富さに驚くんですよね。
今回はのんびりと熱海温泉に行かれたそうです。驚いたのが旅費で、なんとその額、大人2人で約25万円!
稼いでいるひとは、お金の大切さがわかるからこそ、絞るべきところは絞り、ここぞというところでつかうんだとか。嶋村さんもそのおひとりなんですね。
日本には熱海のような素敵な温泉地が数多くありますが、個人的に思い入れが深いのは大分県の別府温泉。
父の地元であり、小さいころよく行っていたその別府は、令和をむかえた今、街をまるごと巻き込みながら変化のときを迎えているそうです。
昔ながらの温泉街がえらんだのは、街を活性化するための新しい変化
別府は九州の大分県に位置する有数の温泉街。昭和の時代から続く古き良き温泉街のイメージですが、最近では、外資系の高級ホテルが増えつつあるそうです。
まず、英大手ホテルのインターコンチネンタルホテルグループが、高級ホテルである「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」を今年の8月に開業します。
これに対抗するかたちで、古くからの別府の老舗ホテルである「杉乃井ホテル」は大規模リニューアルを発表しました。新棟を2つ新設し、今回のリニューアルで400億円を投資するんだとか。
これは、海外からの外国人旅行者や、国内の富裕層をねらっての対応との見方が大きいです。
地元のひとはこの変化を好意的にとらえているようで、別府が大きく変わることに期待を寄せているそうです。
時代の変化に合わせて、新しいものを受け入れていく柔軟さって素敵ですよね。
バブル崩壊以降、時間をかけて回復をしてきた根本にあるのは不動産投資
別府は、行ったことのあるなしに関わらず、全国にある他の温泉地にくらべて有名なイメージがあります。
その理由のひとつに、別府は戦後の高度経済成長期に社員旅行や学生の修学旅行先になるなど、団体の旅行客が多く来ていた場所であることがあげられます。このため不動産投資も盛んで、旅館などの不動産が多く建てられていました。
しかしバブルが弾けてからは、社員旅行や贅沢をする文化が少なくなった影響もあり、低迷をしていました。
その後は徐々に回復を続け、その証として別府市のある大分県は今年27年ぶりに路線価(税金を算出する基準となる土地の価格)が上昇。
これは海外からの旅行者が増えていることで、ホテル建設が相次いでいたためと言われています。
星野リゾートも「界 別府」という温泉旅館の建設を発表しています。今後も不動産投資が続くことで、昔からの日本の良さを別府温泉が発信してくれそうです。
【まとめ】不動産投資に情報が多すぎることはない!楽しく情報収集をして長期目線でチャレンジしていこう
不動産投資は、ビジネスはもちろんその土地の歴史、住んでいるひと、産業など、すべての根幹なのだなと感じました。
自分の投資を長期的な目線で見ることは大事ですが、同時に世のなかの変化を知ることで、不動産投資がさらにおもしろくなりそうです。