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子供時代に「勉強していい大学に入りなさい」と言われたその意味とは?
こんばんは、西野です。
前回のブログでは、嶋村さんの講演会についてお話しました。
業種や業態関係なく、嶋村さんのお仕事に対する考え方や学ぶ姿勢が一流の結果をつくられているんだなと感じ、仕事と人生はつながっているんだなと感じた時間でした。
今回は、前回触れなかった嶋村さん講演会でのアカデミックな部分について書いていきます。
元号も変わり、これからの時代を生き抜くのに必要なことを学んできたので、みなさんのお役に立てると嬉しいです。
親世代が将来の幸せに必要だと思うものは「学歴」と「大手企業への就職」
本題に入る前に、わたしの子供時代のお話しようと思います。
わたしには弟が1人いまして、両親はわたしたち姉弟にとても教育熱心でした。
2人とも小学校までは地元の公立でしたが、中学からは都内の私立に通うことに。両親の考えは「しっかりと勉強をさせる学校に入れて、良い大学に入れる土壌を今から作りたい」というもの。
わたしが入学した学校の売りは「中学入学時には偏差値が50くらいの子供を、大学受験時には早慶上智を狙えるレベルまで引き上げる教育カリキュラム」でした。
確かに、ここだけ切り取るとすごいですね。笑
わたしたちの親世代にとって「学歴」はとても重要でした。
西野家の場合、中学生のときから子供に多額の学費をかけてまで、将来の大学の学歴を揺るぎないものにしようとしたわけです。
わたしの場合、大学受験は失敗したものの、新卒で大手企業に入ることはできました。
家庭の教育方針はそれぞれですが、一度は「いい大学に入って大手企業に就職しなさい。そうすれば幸せになれる」という話を親から聞かされているひとが多い気がします。
「大手企業に入って家を建てれば幸せになれる」が常識だった親世代
学歴はないよりはあったほうが良さそうだけど、親がそこまで言うのはどうして?とわたしはずっと疑問でした。
その疑問が、嶋村さんの講演会に参加して解決したのです。
当時は「家を建てると裕福な生活が送れる」と言われていて、結婚して家を建てることが良い選択とされていた時代だったんですね。
家を建てるために必要なものはお金。家を建てるには、場所や大きさ、土地の有無にもよりますが、少なめに見積もっても3,000万円以上は必要です。
現金一括払ができるだけのお金が手元にあれば良いですが、なかなか難しい場合が多く、ほとんどのひとが銀行からの融資で家を建てるための資金を調達します。
融資には審査があり、その基準のひとつが勤務先。
大手企業なら安定的にお給料が出ることが多く、銀行側が一番気にしている「返済能力」が高いと見られます。このため審査に通りやすいんだとか。
では、その大手企業に入るための近道は・・・というと、学歴なんですね。
親世代の「勉強していい大学に行って、大手企業に就職しなさい」という考えはここからきていると講演会で教えていただき、なるほど〜!と長年の疑問が解決しました。
【まとめ】時代の変化に合わせて柔軟に対応していくことが大切
昨今は「終身雇用の崩壊」が叫ばれ、大手企業に就職しただけでは安泰ではなくなりました。
SNSが大きく発展していることからも見受けられるように、これからは「個」の時代と言われています。
自分の人生を幸せにするためには、自分で力をつけていくことが大事なんですね。
子供のころにたくさんのお金をかけて愛情深く育ててくれた親には感謝しています。だからこそ、時代が変化しても活躍しつづける自分を見せてあげたいなと思ってます。