こんばんは、西野です。
前回のブログでは、生命保険と損害保険の違いと、生命保険の商品のなかには投資になるものがあることをお話しました。
亡くなったときなどの万が一に備えながらも、毎月、もしくは毎年支払う大切なお金だからこそ、払いっぱなしではなく、同時に運用して資産形成もしていけるといいですよね。
先日、このブログの運営者である嶋村吉洋さんの講演会に参加しました。
そのときに嶋村さんがおっしゃっていたのは、「これからの時代は日常生活の基礎となる部分のインフラ整備をこれまで以上にしっかりとやっていき、地盤を固めていくのが大事」とのことでした。
インフラ整備というと、電気、ガス、水道などを基本に、わたしたちが生活をしていくうえで必要な基盤となるものです。
電話台やインターネット、日用品などもそれに含まれますね。
このインフラ整備のひとつとして「世帯加入率が約9割の保険の分野にもチャレンジしていく」とおっしゃっていました。
今回はどのような生命保険の商品が投資として機能するのか、具体的にみていきたいと思います。
Table of Contents
1.変額保険は資産形成をしながら同時に保障が得られる
変額保険とは、たとえば10年間の保険契約だった場合、保険料をきちんと支払いながら、10年後の契約満了をむかえたときに満期返戻金が一括で支払われます。
この10年間の契約期間中に、株や債券に投資をして運用します。投資先は自由に決めることができて、その運用実績に応じて10年後の契約満了時に受け取ることができる満期返戻金(へんれいきん)が変わります。
また、万が一、契約期間中に亡くなったときに支払われる死亡保険金の最低額は保障されています。
たとえば、死亡保険金が1000万円の契約の場合、亡くなった時点で運用が不調で800万円になっていたとしても1000万円が支払われるということです。
一家の大黒柱であるお父さんが急に亡くなったときなど、いくら投資の要素があるからといって受け取れる保険金が減ってしまうと、残された家族は困ってしまいますものね。
運用実績によって、途中で解約した場合の返戻金や、満期返戻金の受取額が変わるところが、メリットでもありデメリットでもあります。
2.知らない分野にもチャレンジする姿勢はかっこいい!
私は新卒から損害保険業界で働いているので、会社で生命保険の分野を対応することはかなり少ないんです。
生命保険で投資ができることも最近知りましたし、まだまだ勉強が必要だなと改めて感じています。
嶋村さんは月30冊近い読書から、ご自身が経験したことがない分野をいつも勉強されています。
先見性をもちながら果敢にチャレンジしていく姿は本当にかっこいいですし、わたしももっとできる!と自分のこれからの将来をさらに楽しみに感じさせてくださる存在です。
まとめ
生命保険で万が一のときに備えながら、同時に投資ができるのはお得ですし、奥が深いなと思います。
長期的な目線をもち学びながら投資にチャレンジする大切さを講演会を受けて改めて感じました。
長期で資産形成を考えるときの候補のひとつとして、生命保険を入れてバリエーションを広げられてみるのはいかがでしょうか。