こんばんは、西野です。
新卒から損害保険会社に勤めていることもあり、「保険で資産運用することってできるの?」と同年代の友達から聞かれることがあります。
保険というと、元気なうちに加入しておいて万が一病気になったり亡くなってしまったときのために備えよう!という目的で加入するひとが多いですね。
「保険で資産運用できるの?」と、イメージがわかない方が多いかもしれません。実際はどうなのでしょうか。
Table of Contents
長期投資として保険を活用するときのチェックポイント!
1.生命保険の満期返戻金を活用して効果的な投資計画を立てましょう
保険を資産運用として活用するなら、長期的な目線をもつことが一番のポイントです。その詳しい理由とポイントをみていきましょう。
① 貯蓄型の商品は資産運用としても有効
保険には大きく分けて「掛捨(かけすて)型」と「貯蓄型」の2種類の商品があります。
掛捨型は保険の保障のみで、貯蓄の要素はありません。一方で「貯蓄型」は、投資として有効活用ができます。
貯蓄型保険とは、保険として万が一にそなえる保障をもちながら、同時に貯蓄ができるタイプのものです。
たとえば、貯蓄型保険である「終身保険」は、万が一のときに保険金を受け取ることができることに加えて、保険の期間を満了したときに満期返戻金を受け取ることができます。
この満期返戻金が、これまでに払い込んだ保険料と同じ金額かまたはそれ以上になることが多く、その点で長期的な目線で資産運用としてみることもできるというわけです。
②満期時にいくらになるのかチェックしてからスタートすること
保険はセットの商品になっているものもありますが、大半は加入する保険の内容や加入する人の年齢、性別によって保険料が変わってきます。
このため基本的には加入したい人の希望に合わせて個別に契約内容を決めていくことになります。
契約の内容によって、毎月の保険料だけでなく保険が満期をむかえたときに戻ってくる金額も変わってきます。
保険を資産運用として活用する場合、「貯蓄型保険だから大丈夫」と安心するのではなく、契約書にサインをする前に見積書などでしっかりチェックをしてから加入するようにしましょう。
ほかの投資商品で投資をするときと同じように長期的な目線をもち、しっかりチェックして納得した内容で加入することが大切です。
2.長くお付き合いしたいと感じる営業マンを見つけよう
みなさんは保険の営業マンに対してどのようなイメージを持たれていますか?
一言で保険の営業マンと言っても本当にいろいろなひとがいます。
お客さまが一番良い選択ができるように最善を尽くそうと努力している営業マンがいるのはもちろん、自分や保険会社に利益のある商品を売ろうとしてくるひともいて様々です。
長期の資産運用という目線をもつことはもちろんですが、万が一のときの保障という観点で長くお付き合いしたいと感じる保険の営業マンを見つけて、そのひとから保険に加入することをおすすめします。
保険の商品は一見わかりづらく、似たようなものが多いからこそ、どの営業マンから買うかで価値がおおきく変わってくると思います。
ライフプランが変わったときや病気をしたときなど、万が一のときに活躍するのが保険の役割です。
そんなときにお金のことも含めて信頼でき、なんでも相談できる営業マンがいたらとてもありがたいですよね。
ご自身が信頼しているお知り合いのかたに紹介してもらったり、保険のお店などにいくつか足を運んでみて探すのがおすすめです。
まとめ
保険で資産運用をするなら貯蓄型の保険商品を活用することがおすすめです。
株や投資信託にくらべると、身近でスタートしやすいのが保険の特徴のひとつかもしれません。
だからこそ資産運用という視点で加入する保険の契約内容をしっかり確認し、ご自身の投資計画に効果的になるよう、満期返戻金を活用していきましょう。
ご自身にとって最善の保険を選ぶためにも信頼できる営業マンを見つけて、自分の投資計画に効果的に保険を活用していけるといいですね。