見落としがちな投資をしたときの税金!その仕組みを知りましょう♪

電卓を使ってお金の計算
こんばんは、西野です。

2019年の新年ムードも去り、寒い日が続きますね。
暖かい室内で、着々と投資を進められているかたもいらっしゃるかと思います。

年が明けて毎年話題になることのひとつが「確定申告」ですね。

確定申告とは、自分が1年間(1月1日〜12月31日)で得た所得の申告を税務署でおこない、税金を納める手続きです。

会社員のかたは源泉徴収で会社が対応している場合が多いので、確定申告にはあまり馴染みがないかもしれません。

2019年の今年は、船橋市の非公認キャラクターである「ふなっしー」がスマホで納税のPRをしていました。確定申告をするのは、もはや人間だけではないようです(笑) 

投資にチャレンジしているかたなら、利益として得た額に対してどのように税金がかかるのか、気になるポイントですよね。

そもそも、投資にかかる税金にはどのような種類があるのでしょうか。順番にみていきましょう。

投資と税金の関係について知って、しっかり納税しましょう!

投資と税金の関係をしっかり学ぶ

投資をスタートして徐々に楽しくなってきた!と夢中になっていると、つい税金のことを忘れがちです。

確定申告の締切直前になって慌てないように、投資における税金の知識を身につけて準備をしておきましょう。

1.投資にかかる税金は2種類で実はシンプル♪

投資をしたときにかかる税金は、2種類です。

・譲渡益課税・・・投資商品を売ったときに得る「利益」にかかる税金のこと。

10万円で買った投資商品を15万円で売った場合、5万円が利益となります。この5万円に譲渡益課税がかかります。

・配当課税・・・・配当金にかかる税金のこと。
配当金とは、株を買った人(株主)に対して会社が出した利益の一部を還元するものです。
いわゆるボーナスのようなもので、年に2回払われる会社が多いですが、払われない会社もあります。

2.投資でかかる税率は、お給料から天引きされている税率とほぼ同じ!

さて、気になる投資の利益にかかる税率はどのくらいなのでしょうか。

その答えは・・・「譲渡益課税」、「配当課税」ともに20.315%です!

得た利益に対して「20%」と覚えておけば、計算がしやすいですね。

さまざまな投資商品がありますが、ほとんどの投資商品の税率は得た利益の額に関わらず約20%です。

それにしても、税金が20%もかかるなんてびっくりです!

5万円の利益が出ても、1万円は税金で持っていかれるのか・・・(涙)と思いますよね。

ちなみに、みなさんが会社から受け取っているお給料からも、給与天引きというシステムで知らず知らずのうちに税金が引かれています。

お給料が手元に入ったときにはすでに税金が控除されているので、意識する人は少ないかと思います。

会社員のお給料には累進課税(お給料が上がると税率も上がる)の制度が取られています。

では、投資と同じ20%の税率がどの年収のかたに適用されているかというと、年収335万円〜695万円のかたです。

この年収は平均年収に近いですよね。

そう考えると、投資でかかる税金が特別に高いというわけではないんだなと感じました。

まとめ 投資で得た利益から支払った税金は、誰かの役に役立つはず♪

どうしても税金は「引かれてしまう」というネガティブなイメージを持ちがちです。
しかし、わたしたちが納める税金によって日本という国が成り立っているのは紛れもない事実です。

ポジティブに捉えると、わたしたちが努力して得た利益が、インフラの整備や高齢者を助けるサービスなどにつかわれることになります。

それはとても嬉しいことですよね。

次回は、投資と確定申告の関係について、お話しします♪