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分散投資は長期目線で資産形成をしていく人にオススメの投資方法
こんにちは、西野です。
少額投資について、前回のブログでお伝えしました。
少ない金額で始めることで、万が一失敗したとしても資金を一気に失ってしまう可能性が低くなるので、安心ですね。
実戦から勉強しながらできるのもよい点です。
経験値をつんで、投資をする額が増えてきたときに気になるのが「一気に値下がりして、大きな損失が出たらどうしよう・・・」ということではないでしょうか。
投資の世界は生き物のように毎日動いていて、それがおもしろさでもあるのですが、損失が出るのは怖い・・・。
そんな不安を解消する方法のひとつが「分散投資」です。
実はこの分散投資は、前回のブログで取り上げた「少額投資」とも関わりがあります。
具体的に分散投資がどのようなものか早速みていきましょう。
1. 分散投資でリスクを分散すると、損失をおさえやすくなる
分散投資とは、手元の資金で購入する投資商品をいくつかに分けることで、リスクを分散する投資方法のことです。
たとえば、手元にある60万円を投資しよう!と思ったとします。
このとき2つのパターンを考えてみます。
①集中投資:A社の株を60万円購入
②分散投資:A社25万円、B社15万円、C社20万円の3つの株を購入
1年後、A社が倒産したとします。さて、A社の株価はいくらになるでしょうか。
その答えは・・・0円! よく「株券が紙切れになった」と言われるのはまさにこのことです。
ここであらわれるのが「分散投資」の強みです。
①のA社を60万円購入していた場合は60万円の損失、②のA社を25万円購入していた場合は25万円の損失となります。
同じ60万円を投資しても、分散投資をしていれば、損失がおさえられます。
今回の場合、B社とC社の35万円分の株が手元に残ることになります。
このように投資商品を分けることで、大きな損失が出たときのリスクを減らすことができるですね。
2.分散投資のメリット&デメリット
分散投資の一番のメリットは、長期的に投資にチャレンジしていく場合に、自分の資産を守りやすい点です。
業界の異なる会社の株を選んだり、国内だけでなく外国の投資商品も購入したり、「株式と債券」など違う種類の投資商品を購入するなど、さまざまな業種や種類の投資商品を持っておくことでリスクを減らすことができます。
なぜなら、日本で自然災害が起きた場合、日本の株式は価格が下がったとしても、外国の債券はその影響を受けにくいと考えられるためです。
株式で言えば、A社の業績が悪いときにB社は業績が好調など、このように異なる性格の投資商品を組み合わせることで、全体をみたときに変動する幅がおさえられます。
一方でデメリットは、利益が出る投資商品と損失が出る投資商品を、いつも同時に保持している状態のため、資産がプラスになるまで時間がかかることです。
また、ひとつの投資商品を扱うよりも、管理に手間がかかります。
とは言え、いずれは投資の額を増やして、複数の投資商品を同時に扱っていくことになる方が多いと思います。
そのための練習だと思って取り組むと、手間には感じずに取り組めるかもしれませんね。
まとめ
少額投資をする人こそ、自分の資産を守ることができる分散投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
分散投資は、資産がプラスになるまでに少し時間がかかりますが、長期的な視点でみると攻めの投資となります。
焦らずに長い期間をかけて続けることが大切ですね。
分散投資について理解をしたら、効果的に分散投資をするにはどうしたら良いのかが気になりませんか?
次回のブログでお話ししますので、お楽しみに♪