はじめまして。三浦と申します。
今まで株の売買で利益を出す、短期投資しかしたことがなかったのですが、短期投資のリスクや限界を感じていました。
それに対し、着実に得た知識を積み上げ、長い期間で構築していく長期投資に興味もち、トライし始めましたのが30代になってからでした。
株式(配当型)、投資信託、外貨預金、債券、不動産投資、ビジネスなど、長期投資といえど色々あると思います。
なかでも不動産投資に魅力を感じ、ブログ発信していけたらと思いましたので、学んだことや自分が感じたこと、小ネタや情報を書いていきます。よろしくお願いします。
1.なぜ、短期投資に限界を感じたのか?
短期投資といえば、1年以内、もしくは数ヶ月以内で利益を確定できます。一見よく思えいますが、短期投資の限界とは何があるのでしょうか。
Table of Contents
1-1.目先の利益を追い求め、すぐに刈り取ってしまい、後に残らない
今まで投資といえば、株の売買しかしたことがありません。株に限らず、売買で利益をだすためには、「安値で買って、高値で売る」ことが鉄則です。
どこが安値で、どこが高値なのかを見極める。そのためには株式チャートの分析する知識や東洋経済新聞社が出版している『会社四季報』を参考に、財務分析する知識を身につける必要があります。反対にその知識さえあれば、誰でもある程度の成果が出せます。
短期投資の限界は、安値で買ったとしても、事前に決めていた高値で売却してしまうと何も残らないことです。
せっかく時間をかけて積み上げてきても、利益をだすために売却してしまうとその投資はそれで終わりです。
1-2.景気の影響を受ける
安値と高値の話をしてきましたが、それでは安値はいったいなにを基準に決まるのでしょうか。
人それぞれ安値の基準はありますが、その前提となるのが景気です。景気がよくないと日経平均株価は低迷し、全体的に価格は下がります。その反対もしかりです。
短期投資の限界は、いくら安値で買っても、その価格が景気のよいときの安値か、または景気が悪いときの安値かでまったく結果が変わってきます。
たとえば、下記グラフのように、日経平均2万円だった場合を考えてみましょう。
A社の株を1万円(安値)で買って、2万円(高値)になったときに売却しようと計画したとします。
あるとき、なにかが原因で景気が悪くなり、日経平均1万円になると、不安になり売却したくなります。
そのときのA社の株の高値は1万円(売却時)程度だと思います(財務内容などすべて同じと考え、単純に計算した場合)。
すると、高値の1万円で売っても利益はなく、時間と労力を費やしているため実質損失です。
景気がよくなるのを待って売ることもできますが、将来、A社の業績が今と同じかわかりませんし、時間も浪費します。ここに短期投資の限界があると思います。
2.長期投資は短期投資に対してどんな魅力があるのか?
長期投資とは短期間で売買をくり返すことなく、長期にわたって金融商品を持ち続けることをいいます。
投資期間が長いため収益率は安定する傾向がありますが、他にどんな魅力があるでしょうか。
2-1.着実に資産構築ができる
長期の資産構築にも種類はたくさんありますが、特に不動産投資に興味をもちました。
不動産投資は、ある程度の資金(購入資金の2割~3割)が必要ですが、着実に貯金ができます。
購入資金の一部を準備できれば、金融機関が融資をしてくれる唯一の投資でもあるからです。努力が実を結ぶ投資としては非常に堅実な投資ではないかと思います。
融資を受けることで、レバレッジ(わずかな自己資金で大きな収益を得られる)をきかせることができます。そして、賃料収入からの利益をさらに次の不動産へ再投資でき、長期的に資産構築できることが不動産投資の魅力でもあります。
2-2.景気に左右されない
不動産投資の場合、物件を購入し、入居者が決まるまでは多少景気の影響は受けますが、入居者が決まりさえすれば、景気が悪くなったからといって賃料が10万円から5万円に下がることはありません。
入居者がいる限り、半永久的に収益を上げることができます。また、金融機関からの借入についても、固定金利にしておけば、景気に左右されることもありません。
※固定金利:金利情勢によって影響されず、当初の金利が適用期間中ずっと続く金利。
今回は長期投資に魅了される理由を書かせていただきました。
上記のようなことから、長期的に資産構築していくこと、特に不動産投資に魅力を感じているわけですが、当然、不動産投資にもリスクはあります。
入居者が決まらない、借入が返せない、地震で建物が倒壊するなどです。ただし不動産の場合、とんでもない物件を買わなければ、売却するとある程度借入を返済でき、再出発もできます。地震についても地震保険でまかなえます。
決して短期投資も悪いものでなく、不動産投資をするための購入資金をためる手段にすることもありだと思います。
投資は状況により、短期も長期も両方とも必要です。なんのために投資しているのかという自分の目的を明確にして取り組んでみてはいかがでしょうか。