投資をはじめたい!でもその前に失敗しないか心配?
Table of Contents
投資をはじめない人には理由がある
「会社の給料にプラスαの収入があればいいのに」と思ったことがある人は多いのではないでしょうか?
そして資産を増やすために投資をしようと考えたけれど、投資家になる前に挫折する人が多いのも事実です。
今回はその原因とどうやったらスタートしやすい状況を整えられるかをお伝えします。
野村総合研究所が行っている「個人の投資に対する取り組み状況に関する調査」で分析されていた調査結果が興味深かったので、今回から3部構成でご紹介します。
第1回は「投資をはじめる前に必要な準備作業」についてです。
スタートするまでに投資資金を準備する
「個人の投資に対する取り組み状況に関する調査」では、投資家や研究者、専門家を対象としてアンケートを取っています。
まずは年収別にみた金融資産をどれだけ保有しているかのデータを見てみました。
投資経験がある人は、投資に興味があるが取り組んでいない人や無関心な人にくらべて、貯蓄をとおして資産を保有している傾向があるようです。
部活動や大学入学、起業などさまざまなことに共通していますが、なにかをスタートする上で資本金や準備金を用意することがはじめの一歩のようです。
マネープランは用意できてますか?
旅行に行くなら、まずは目的地を決めて予算やどんな行程にするか計画を立てますよね。
投資の世界でもまずは目標となる利益金額を決めることとどのように資産を形成するか計画を立てることが大事です。
投資経験者とそれ以外の人たちとではマネープランを作成したかどうかで大きく差があります。
投資経験者の41.2%はマネープラン作成経験がありますが、投資に興味がある投資未経験者(投資関心層)は21.1%、投資に無関心な層は7.6%しか作成していません。
マネープランとは、ライフプランを考えるのに付随して、自分のライフイベントにいくらお金がかかるかを事前に計算して、具体的にどのように資金調達するか計画を練ることです。
ライフプランを考えている人は多いかもしれません。それに加えてライフプランだけでなく予算も計画することは投資をするしないは問わず必要ですし、長期投資をはじめようと考えている人にとっては長期的なマネープランが必要不可欠でしょう。
まずは現状把握と計画、それに向けての資金準備から
今回の調査内容から以下のことが大切とわかりました。
○投資資金の準備
○マネープランを作成する
次回は投資をはじめる上で必要な知識、一般的なイメージについてご紹介します。
【関連リンク】
野村総合研究所 「個人の投資に対する取り組み状況に関する調査」